オグロヌーの生態|野生動物、絶滅動物の生態、動物の写真を紹介した動物図鑑サイト

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ARTIODACTYLA / 偶蹄類
オグロヌー

寄せ集めの動物「オグロヌー」

ヌーという名前は泣き声からついたといわれています。オグロヌーはウシとカモシカの特徴を合わせたような体をしていて、ウシカモシカという別名がありま す。その容姿から神様の失敗作ともいわれ、アフリカに住む遊牧民マサイの伝説では、神様は様々な生き物をこしらえた後、アイデアが尽きてしまい、牛の角、 山羊のひげ、馬の尾を集めてヌーを作ったといいます。
嗅覚が優れていて、はるか遠方の雨の匂いもかぎとることができます。

オグロヌーの大移動の理由

オグロヌーは通常10頭から数百頭の群れで暮らしています。6月頃厳しい乾季が近づくと、ガゼル、インパラ、シマウマなどの草食動物と同じくして、 水と草を求めて大移動を開始します。タンザニアのセレンゲティ国立公園とケニアのマサイマラ国立公園の間、総移動距離が1,500kmという大移動です。 170万頭にも上る大群は、長さ10kmにわたります。

移動の途中でワニの住むマラ川を渡ることは有名ですが、実は川渡りは、マラ川だけではありません。セレンゲティ国立公園、マサイマラ国立保護区の中には川が蛇行しながら流れているので、これらの川を何度か渡らなくてはなりません。
なぜ危険な川を渡るのか?それは人間が牧場に動物の侵入を防ぐため張り巡らせた有刺鉄線のせいで、川を渡らざるおえなくなったっという説があります。

この危険な大移動は、弱い固体を間引き、健康で強い遺伝子を残していくという大きな意味があります。ヌーを獲物としているライオンなどの肉食獣は、 獲物のヌーが少なくなると強い固体だけが生き残り、弱い固体は間引かれていきます。ヌーの存在がこのセレンゲティの生態系のバランスをもたらしているので す。

オグロヌーの出産

ヌーの出産は、毎年1月から3月の約3週間に集中して行われれ、乾季の平原は草が短いため見晴らしがよく、肉食獣を見つけやすいので、安心してヌーは出産と子育てができます。そして7月の大移動の頃には、、川渡りができるまでの大きさに成長しています。

オグロヌー

オグロヌー

英名
Blue wildebeest
学名
Connochaetes taurinus
体長
150-240cm
体重
120-270kg
尾長
35-55cm
主食
草、多肉植物など
分布
アフリカ東部、南部
オグロヌーの分布図



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