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EXTINCT / 絶滅動物

丸々太った飛べないまぬけな鳥「ドードー」

ドードーは七面鳥をほどの大きさで、飛ぶことがまったくできない鳥でした。ドードーと一般的に呼ばれますが、それはモーリシャスドードーを指しており、他にシロドードー、ソリテアーの全3種が存在していました。

ドードーの名前の由来は、2説あり、1つは鳴き声が「ドードー」「ディードゥー」「ドゥードゥー」と聞こえたからと言う説。もう1つは、ポルトガル語で「まぬけ」という意味の「ドゥオド(duodo)」に由来するのだと言う説です。

ドードーにつけられた学名は、「カッコウによく似た縫い目のある鳥」という意味ですが、はっきり言ってどこがカッコウに似ているのかわからないし、縫い目はどの部分をさしているのかもわかっていません。

モーリシャスドードーは、くちばしが太く巨大で先端が鋭く曲がっていました。飛べない翼は小さく、尾は丸くまとまってついていました。他の2種はくちばしは小さく、脚と首がやや長かった。ドードーに関しての標本はまったくないが、骨は多数発見されており、羽の色や形態などは古い壁画や文献が残っています。

モーリシャスドードーは1681年に絶滅、シロドードーは1746年に絶滅、ソリテアーは1791年に絶滅しました。

ドードーかつての暮らし

ドードーに関する情報はわずかであるがそのほとんどがモーリシャスドードーのもので、他の2種の生態はほとんど知られていない。

モーリシャスドードーは森に住み、群れで生活していました。主食は果実などの木の実や木の葉で、その中でもモーリシャス島特産の大木であるカリヴァリアの実を好んで食べていました。カリヴァリアの実は硬く、それを丸呑みにして食べていたと言います。丸呑みされたカリヴァリアの実は、胃で硬い殻の部分が消化され、排泄されて初めて発芽していたといいます。カリヴァリアは、ドードーの絶滅によって絶滅したのだと言われています。

ドードーは3月から9月にかけては丸々と太っていました。鳥類は一般的に冬に脂肪を蓄えるのでおそらく南半球の春である9月から繁殖期だと予想されます。

繁殖の為の巣作りをするときは大群をなし、地面につくっていました。この時期だけは「まぬけでのろま」と言われたドードーですが、神経質になり近づけば容赦なく突付かれたようです。翼には骨が出ている部分があり、これを使って相手を叩いていたようです。卵はグレープフルーツほどの大きさで通常1個だけ産みました。卵はオスメス交代で温め、雛は7週間目が終わるころに孵化しました。雛は自分で餌を探せるようになるまで数ヶ月親と共に暮らしていました。

ドードーの絶滅まで

ドードーたちが住むマスカリン諸島は、1507年ポルトガル人によって発見されました。それ以降貿易の航路の補給基地として使われました。

1600年頃からオランダ人はモーリシャス島を航海の中継基地とし植民地にしたところからモーリシャスドードー絶滅への悲劇は始まりました。
モーリシャスドードーは人を恐れなかったので、船乗り達はモーリシャスドードーを食物として捕獲したり、ゲームとしてモーリシャスドードーを殴り殺して楽しんだといいます。当時は乱獲すると動物が絶滅してしまうことなんて何も考えていませんでした。そして珍品採集家のあくなき欲望の対象にもされました。

人間が持ち込んだイヌやブタがモーリシャスドードーをの卵を食い漁り、船の荷物にまぎれて上陸したネズミもモーリシャスドードーの卵と雛を食べました。移住民も食物とし、塩漬けにして貯蔵し、寄港する船に食糧として売りました。
こうしてモーリシャスドードーはその数を減らしていきました。

発見から100年ほど経った1681年にはモーリシャス島にはすべてのモーリシャスドードーが姿を消してしまいました。

ドードー

ドードー(モーリシャスドードー)

英名
Dodo
学名
Raphus cucullatus
体長
100cm
体重
推定25kg
尾長
約20cm
主食
果実、木の実、木の葉
分布
モーリシャス島(モーリシャスドードー)
レユニオン島(シロドードー)
ロドリゲス島(ソリテアー)
ドードーの分布図



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