ニホンアシカ(クロアシカ)の生態|野生動物、絶滅動物の生態、動物の写真を紹介した動物図鑑サイト

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EXTINCT / 絶滅動物

悲劇の海獣「ニホンアシカ」

かつてニホンアシカは日本の、本州、四国、九州の近海に生息し、特に日本海に多く生息していました。

現存するカリフォルニアアシカの亜種とされ、カリフォルニアアシカとの外見上の違いはメスが淡色であることでした。ニホンアシカはカリフォルニアアシカと、もう1種の亜種として現存するガラパゴスアシカよりも大型でした。

ニホンアシカかつての暮らし

ニホンアシカは一生のほとんどを海上で過ごし、休息や出産するときに岩礁にあがっていました。

主に餌を取るために海に入り、イカやタコを主食とし、様々な種類の魚も食べていましたが、とげのある魚は好みませんでした。泳ぐ速度は約15kmで、エサをとる時や逃げる時の速度は約30kmに達しました。

5~6月は繁殖期で、力のあるオスはメスを10数頭率いたハーレムを形成していました。メスの出産は陸上で1頭の子どもを生んでいました。生まれた子どもはカリフォルニアアシカに似ているものと思われており、毛の色は黒褐色で、体長は約65cm、体重は約9kgだと考えられています。性的に熟すのはメスで6歳、オスで9歳くらいで熟します。

ニホンアシカの絶滅まで

ニホンアシカの絶滅の原因はよくわかっていないが、江戸時代から明治時代にかけて大量に捕獲され、特に日本海の竹島周辺で毛皮や食用用として大漁に乱獲されたのと生息地の破壊が要因と言われています。1950年代以降、目撃の記録がないため絶滅したとされています。

現在ニホンアシカの標本は、国内では天王寺動植物園にはく製が5体(亜成獣2体、幼獣3体)、島根大学にはく製が1体、島根県立出雲高等学校に幼獣のはく製が1体残っています。国外ではオランダ国立自然史博物館に江戸時代に来日したドイツ人の医師シーボルトが持ち帰ったものが3点収蔵されているものがあります。

ニホンアシカ

ニホンアシカ

別名
クロアシカ
英名
Japanese Sea Lion
学名
Zalophus japonicus
体長
オス 200-250cm
メス 150-180cm
体重
オス 180kg
メス 90kg
獲物
イカ、タコ、魚など
分布
本州、四国、九州の近海
ニホンアシカの分布図



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