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FISHING CAT

漁り猫「スナドリネコ」

スナドリネコという名前は、漁をするの意味の「漁(すなど)る」からきており、スナドリネコは魚を実際に捕まえます。泳ぎが得意で指にはわずかに水掻きがあり、水への適応がみられます。毛は短く荒いが、それはよく水に入るので、速く乾くように進化したと考えられます。

後脚の爪は収める鞘(さや)は存在しますが、完全に引っ込めることができません。チーターのように速く走るための進化とは違うので、なぜ爪を引っ込めなくなったのかはわかっていません。

スナドリネコの狩りと食事

スナドリネコは、マングローブや沼地、川沿いの密林など水が豊富にある地域に生息しています。

主食は魚で、潮が引いたマングローブの浅瀬か岩の上、岸辺から前脚ですくって巧みに捕まえます。魚の他にも、甲殻類、貝、カエルなども捕まえます。深いところは好んでは泳ぎませんが、時には水にもぐって狩りをすることもあります。水に入ることは日常生活の一部となっており、嫌がる仕草はまったくみせません。

陸上でも狩りをすることもあり、陸上ではネズミなどのげっ歯類やヘビ、鳥類を捕食します。

スナドリネコは気が荒いことで知られており、報告では自分の倍ほどのヒョウを食い殺したといいます。

スナドリネコの出産と子育て

スナドリネコの妊娠期間は約60日で、出産は岩の間や木の穴や藪の中で作られた巣で行われ、通常は2頭生みます。たまに4頭生むこともあります。

子供は生後15日ほどで目が開き、生後50日ごろには肉を食べ始めます。9ヶ月経つころには親と同じくらいの体格になり、生後10ヶ月後にひとり立ちします。

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