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FELIDAE/ネコ科
ユキヒョウ

雪の高山に君臨する「ユキヒョウ」

60万年前アジアで氷河期が始まるとヒョウは寒さを避けて、南へ逃げました。南下せず氷河の大地にとどまり適応のために進化したヒョウがユキヒョウです。

ユキヒョウは中央アジアの高地に生息し、岩穴や岩の割れ目に巣穴を作って暮らしています。巣穴は行動圏内にいくつか存在します。夏季になると標高2,700~6,000mの間の花畑や岩場で生活しています。冬季は獲物が山から降りるため、標高1,800m以下の森林に移り住みます。

ユキヒョウの暮らし

ユキヒョウは早朝と夕暮れ時に活発に活動します。

行動圏は他のユキヒョウと重なり合う箇所がありますが、岩山と渓谷の土地で約5km四方という広大な行動圏をもっています。高地は獲物が少ないため広い縄張りを確保する必要があります。この縄張りを守るため1週間近くかけて糞や尿でマーキングし回ります。

ユキヒョウとヒョウの違い

決定的なユキヒョウとヒョウの違いと言えば毛の色が一番にあげられますが、もっと細かく見るとユキヒョウはヒョウの色違いではなく、まったく別の動物だといえます。

その違いにはユキヒョウの体毛の長さがあります。長い部分(お腹)は12cmにもなり、1cm四方に約3万6000本生えています。ちなみヒョウは約1万5000本です。

また足が長くて木登りが得意なヒョウに対して、断崖を歩くため重心を低く保てるよう太く短くなっています。足の裏はヒョウよりも1回り大きく、雪の上でも足が沈みにくくなっています。ユキヒョウは足の裏に長い毛が生えていて、その毛が雪の上での滑り止めになっています。

ユキヒョウの鼻は鼻腔が広くなっていて、冷たい空気をここで暖めてから肺に送り込めるようになっています。

住む環境が変わるだけで、同じ種でもこんなに変わるのです。

ユキヒョウ

ユキヒョウ

英名
Snow Leopard
学名
Panthera uncia
体長
100-130cm
体重
25-75kg
尾長
80-100cm
主食
アイベックス、マーコール、イノシシ、ナキウサギ、鳥
分布
中央アジア、南アジア、東アジア
ユキヒョウの分布図



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