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FELIDAE/ネコ科
トラ

森の王者「トラ」

世界最大のネコ科動物のトラ。オレンジの毛に黒いしまと白いしま模様がトラの特徴です。模様は亜種によって明るさやしまの太さなどかなり異なります。

一般的に南の地域に生息するトラは小型で毛の色が濃い色をしていて、北の地域に生息するトラは大型で色が毛の色は淡くなる傾向にあるようです。

トラは8種の亜種が存在していましたが3種がすでに絶滅し、残りの5種も絶滅の恐れが高くなっています。

トラの暮らし

トラは熱帯雨林や針葉樹林などの密林に住み、通常は単独行動をとります。

トラは住む地域(獲物の密度)で行動圏の広さが変わってきます。オスの縄張りの中に数頭のメスの行動圏が重なっています。

オスもメスも毎日のように行動圏を見回り、肛門線からの分泌物の混ざった尿や爪あとで、目立つ場所にマーキングしていきます。3~4週間マーキングしないでいると、他のトラになわばりを乗っ取られてしまいます。なのでマーキングは生きていくための重要な日課のひとつなのです。

トラの狩り

トラの獲物はガウルやアジアスイギュウ、シカ、イノシシ、サル類、クジャク、ワニ、ヘビ、カエル、魚類、昆虫など様々で、一晩で10~20kmもの距離を獲物を探して歩き回ります。

トラは一晩の食事で40kgもの肉を食べます。それは自分の体重の5分の1に相当します。大型の獲物を仕留めたときは、一度では食べきれないので、食べ残しを木の上や藪の中に保管し、後で食べにくるのです。

トラは俊敏な動きと強力な牙で、ウシを殴り殺すことができるヒグマを仕留めることができます。極東では餌にヒグマが5~8%ほど占めています。非常に危険ですが時には若いサイや若いゾウも襲うこともあります。

狩りの基本は待ち伏せで、獲物に20mまで近づかないと成功しないため、成功率は10%以下とかなり低いです。獲物を倒すには、いかに獲物に気づかれずに近づくかが鍵になります。

トラの出産と子育て

トラは極地では冬に、熱帯では1年中交尾が行われ、数日にわたり100回以上交尾が行われます。

妊娠期間は約3ヶ月で岩の穴や藪、木の下にある巣穴で出産します。通常1回の出産で2~4頭生まれます。子育てはメスのみで行われます。

赤ちゃんは生まれて2週間ほど目が見えません。ですので母親はマーキング以外のときは子供の側から離れません。8週間ほどで子供は歩けるようになり、狩りや食べ方を母親から学びます。8ヶ月経つと獲物を倒せるように成長しますが、まだまだ未熟なので1年半までは母親と生活します。

2才半まで母親の行動圏で共に暮らし、自分の行動圏を確保するために旅立ちます。一人立ちできるまでに生き残れるのは生まれた子の中で約1頭といわれ自然の厳しさを物語っています。

トラ

トラ

英名
Tiger
学名
Panthera tigris
体長
140-280cm
体重
100-300kg
尾長
60-95cm
主食
ガウル、アジアスイギュウ、シカ、イノシシ 他
分布
南アジア、東アジア
トラの分布図
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