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MARSUPIAL/有蹄類
コアラ

水を飲まない「コアラ」

コアラの名前の由来は先住人の言葉で、水を飲まないを意味する「コアラ」が由来になっています。

コアラの手のひらと足の裏には、ざらざらとした指紋があります。手足には鋭く長い爪のついた5本の指があり、第1指と第2指を他の3指と向かい合っているため、大きな枝などをつかむことができます。

コアラの暮らし

コアラは生涯ユーカリの木の上で巣をつくらずに過ごします。天敵がいないので1日20時間寝ます。メスは昼間はほとんど動かず、眠っていることがほとんどです。主食であるユーカリから取れる栄養分があまりに少ないため、1日の活動を維持できるだけのエネルギーを十分にとれないためです。

コアラはエネルギーを摂取した以上に消耗すると、死んでしまうことがあります。これは「消耗病」とよばれます。だからコアラは寝ることでなるべくエネルギーを消耗しないようにしています。

コアラの食事

コアラの主食はユーカリで夜に約4時間食べる事に費やし、500gの葉や芽を食べます。ユーカリには種類があり、600種類ほどある中の35種類しか食べません。コアラは35種類のユーカリをすべて食べるのではなく、住む地域にあるユーカリを好んで食べています。

ユーカリの葉は硬くて消化が悪く、毒素が含まれているため、哺乳類では最長の2mの盲腸で発酵させ、毒素を分解し消化吸収することができます。地上に降りることはまれですが、木を移動する際や、消化促進の土や砂を食べるために地上に降りることもあります。

コアラは水は飲まず、ユーカリの葉から必要な水分をすべてとっています。例外として渇水のときや病気のときは水を飲むことがあります。

コアラの出産と子育て

コアラは35日の妊娠期間の後、通常1頭の赤ちゃんを生みます。生まれた子供はメスの腹部にある育児嚢(いくじのう)まで自力でたどりつき、そこで約6ヶ月間母乳を飲んで大きくなります。

母親は盲腸内でユーカリを半消化状態にした「パップ」という離乳食を作ります。子供は母親の肛門から口先をつっこんで「パップ」を直接食べます。子供は「パップ」を食べることでユーカリの葉を消化するための微生物をもらい、母親と同じユーカリの葉を食べていけるようになります。

子供が体長が20cmほどになると、袋の外に出て、母親におんぶされて過ごします。そして、やわらかいユ―カリの葉を食べ始め、子供のコアラは成長していきます。

コアラ

コアラ

英名
Koala
学名
Phascolarctos cinereus
体長
65-80cm
体重
5-15kg
尾長
1-2cm
主食
ユーカリ
分布
オーストラリア東部
コアラの分布図



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