ゲラダヒヒの生態|野生動物、絶滅動物の生態、動物の写真を紹介した動物図鑑サイト

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MHAPLORHINI / 真猿類

ワンメイル・ユニットの社会を持つ「ゲラダヒヒ」

ゲラダヒヒはエチオピアの高地2,000~5,000mの山地の草原に生息します。口は大きく、鼻はサバンナヒヒらより、後ろにあります。胸に毛のない目立つ、赤い皮膚がとても特徴的です。

ゲラダヒヒの暮らし

ゲラダヒヒはエチオピア高地の豊かな草原で、草の種子を好んで食べています。花や果実、昆虫も食べますが肉類は食べないといいます。食物が豊富にあるということもあり移動は1~2km程度です。活動の半分以上を食事に費やします。水も豊富にあるので困ることも少ないようです。寝床は草原を避け、険しい崖を利用しています。

ゲラダヒヒは1頭のオスと複数のメスとその子供からなり、この群れを「ワンメイル・ユニット」といいます。ワンメイル・ユニットを持たないオスはオス同士でグループを作ります。メスはワンメイル・ユニット間を移動しないのでメスの間はとても強い血縁関係を持っています。
ワンメイル・ユニットのリーダーになるためにオスはリーダーと結びつきの弱いメスと親密な関係を築き、少しづつ離れて新しいワンメイル・ユニットを作っていきます。
リーダーを攻撃し群れを乗っ取るという方法もあります。戦いで勝ったオスがリーダーになり、敗れたリーダーは2位のオスとして群れにとどまります。
いくつかのワンメイル・ユニットが集まり、それにオスのグループ・単独のオスが加わった社会的な群れを「バンド」といいます。そして採食場所でいくつかのバンドが集まり、さらに大きな社会的な群れを「ハード(マルチ・バンド)」といいます。乾季の食物が少ない時期に約400頭の最大のハードになります。

ゲラダヒヒの出産

ゲラダヒヒの赤ちゃんは交尾してからおよそ5~6ヵ月後に生まれます。メスは3~4年で成熟します、ところが、オスは7~8年で成熟します。メスは2年おきに交尾をし、通常1匹の幼児を生みます。

ゲラダヒヒ

ゲラダヒヒ

英名
Gelada baboon
学名
Theropithecus gelada
体長
70-75cm
体重
12-20kg
尾長
46-50cm
主食
果実、葉、芽、種、鳥、鳥の卵、毛虫など
分布
アフリカ東部
ゲラダヒヒの分布図



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