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GOLDEN MONKEY

金のサル「キンシコウ」

キンシコウはゴールデンモンキーとも呼ばれ、キンシコウ(四川シシバナザル)、雲南シシバナザル、貴州シシバナザル、トンキンシシバナザルに分類されます。平均気温はマイナス5℃という、人以外の霊長類の中で最も寒い冬を乗り越えることができます。断熱効果のあるオレンジ色の長い体毛をもち、太陽に反射するとゴールドのように光ります。白い顔にはつぶれたような特徴的な鼻をしています。メスはオスの半分程度の大きさです。

キンシコウの暮らし

最も寒い地域に住む四川シシバナザルは1年の行動は季節に合わせて大きく異なります。夏は約3,000mの山岳地帯の広葉樹と針葉樹林に生息し、主に広葉樹の葉を食べます。冬は1,800~2,800mまで降り、苔などの数種類の地衣類を主食とします。

雲南シシバナザルは3,000~4,300mのモミ・カラマツ林に生息しています。草や地衣類を主食とし、冬は樹皮、夏は若葉と果実を食べています。タケノコも食べるという報告もあります。

貴州シシバナザルは1,500~2,200mの常緑落葉樹林に生息しています。主食は広葉樹の葉と新芽です。3~10頭からなる群れが集まって400頭もの群れに膨らむことがあります。ここまでの大きい群れになる原因の一つとして食物樹が場所により密集していいるからではないかと言われています。

トンキンシシバナザルは石灰岩の大地上に広がる熱帯モンスーン林に生息しています。約30頭の群れを形成し、竹と広葉樹の葉を主食としています。種や花も食べます。

キンシコウの出産と子育て

キンシコウのオスは約7年、メスは4~5年で性成熟します。交尾期は8~10月で、妊娠期間は約200日です。通常1子産みます。

子を持たない若いメスが、他のメスの子守りを手伝うことがあります。他のメスに子どもを預けてた母親はゆっくり食事をし、出産で弱った体を休ませます。子守りを引き受けた若いメスは、子守りをしながら子育ての方法を覚えていきます。

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