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SMALL CLAWED OTTER

小さな爪の小さなカワウソ「コツメカワウソ」

コツメカワウソはインド南部からスリランカ、中国南部、フィリピン、インドネシア(スマトラ島、ジャワ島、ボルネオ島)などの川や湖、沼地、湿地帯などに生息しています。

毛色は灰褐色や薄黒褐色で、のどから首は白や灰白色の体毛で被われています。 体は細長く、尾は体長の三分の一ほどあります。長い尾は泳ぐ際水中でバランスをとったり、推進力をつけたりするのに役立ちます。水中には8分ほど潜ることができます。

脚は短く、丸く小さい指先の間に水かきはあまりありません。指の爪は非常に小さく指先からはみ出ることはありません。名前の由来はこの小さな爪からついてます。

コツメカワウソの暮らしと食事

コツメカワウソは昼も夜も活動しますが、早朝から日中、夕方までの明るい時間帯に活発に動きます。10~15頭ほどの結び付きの弱い群れで生活しています。オスとメスのつがいの結びつきはかなり強いです。家族群で暮らすため、声や行動でのコミュニケーションも発達しています。なわばりを尾の付け根にある匂いや尿、糞でマーキングをします。

コツメカワウソは、二枚貝や巻き貝などの貝やザリガニ、カニなどの甲殻類、カエルなどを食べます。カワウソでは珍しく、魚を主食とはしていません。獲物は前足を使って器用に捕まえます。

コツメカワウソの出産と子育て

コツメカワウソは1年中子どもを作ることができます。妊娠期間は約2か月で通常1〜6頭産み、平均は2頭産みます。子育ては夫婦で行い、お父さんも赤ちゃんをくわえて移動したりと面倒をみます。 兄弟、姉妹がいれば家族総出で赤ちゃんの面倒をみます。家族の中で一緒に遊んだり喧嘩したりと集団の中で社会性を身につけていきます。

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