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INDRI

キツネザル類最大「インドリ」

インドリはキツネザルの中で最大の体を持っています。全身はほとんど黒い毛で頭、首、わき腹は白い毛をしています。白い部分は灰色や金色ががることもあります。耳の黒いふさが特徴的です。

インドリはとても長い後ろ肢をもっており、ジャンプが得意で木から木へと優雅に飛び移ります。

インドリの暮らし

インドリは熱帯雨林の樹上に生息しています。朝は樹上の上で朝日を浴び体温を温めます。主に昼に行動し、通常オスとメスとその子供からなる家族の群れで暮らしています。昼間動かずじっとしていることもあります。

群れのサイズは2~5頭です。メスはオスより優位な立場にあり、餌はメスが先に食べます。オスの役割は縄張りを守ることです。それぞれの群れは縄張りがありますが、ほかの触れと重複することはほとんど確認されていません。

インドリの主食は木の葉や若葉で、果実、花、種子なども食べます。

インドリの合唱 ラウド・コール

インドリは暗い森の中で群れの誰かが金管楽器のような音色の「ラウド・コール」を発すると、群れ一斉に合唱を始めます。他の群れも反応して歌うこともあります。そのコールは2km先からでも聞こえ、ほぼ毎日朝8~9時頃に合唱します。

インドリの歌の機能は数キロ離れた群れの存在を知らせるためや、家族構成を伝え合うこと、群れのなわばりを他の群れに知らせ、群れ同士の出会いを避けるためだといわれます。家族構成などは、大人のオス、メス、こどもはそれぞれ異なる種類の声を出すということで読み取ることができます。

他に見通しの悪い森でお互いを見失ったときに使う「ロスト・コール」も知られています。 こういった声でのコミュニケーションが発達したのは、熱帯雨林という視界が悪い環境だったから発達したといわれています。

インドリの出産と子供

インドリの発情期は1~2月で出産期は5月です。生まれてくる子供は1頭です。生後4~5ヶ月は母親のお腹にくっつき、その後は背中にくっつき運ばれます。生後8ヶ月を過ぎると自分で移動するようになります。

出産間隔が2~3年と長く、メスの初めての出産年齢は7~9年と他の種と比べて遅めです。

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