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SIFAKA

横っ飛びのサル「ベローシファカ」

ベローシファカは大型のサルで、体は白く、顔と頭部、手足の下側は黒くなっています。後脚は長くなっており、木と木を飛び移るのに必要な跳躍力をもっています。地上に降りることもあり、そのときは2脚で横っ飛び移動をします。その姿は不恰好でとても愛嬌があり、この姿がベローシファカの特徴といえます。

ベローシファカの暮らし

シファカの群れの大きさは5~6頭で、1つの群れには大人のオスとメスがそれぞれ1~4頭と若い子供がいます。 個体間には優劣関係があります。同性間では成熟度の高い個体ほど優位になります。シファカはメスの方がオスより優位になります。個体干渉が少なく社会関係にあまり強く関心がないと言われています。

シファカは主に昼に活動します。朝日が昇るとシファカは体を温めるために木のてっぺんに登ります。この時、舌や歯で自分や群れの仲間の毛づくろいをします。 体が暖まると活動開始です。移動は木と木の幹を跳んで移動します。体が大きいので細い枝に飛び移ることはしません。

ベローシファカの食べ物は植物がほとんどで、果実、花、若葉を主食としています。木の葉を消化する能力が高く、果実の少ない冬は成熟した葉を大量に食べます。

ベローシファカの縄張り争い

南部ベレンティに住むベローシファカの群れ同士の出会いは1日1度は起きるぐらい生息密度が高くなっています。他の群れを見つけると急いで跳んでいき、2つの群れ同士が、10~20mの間の木の幹に匂い付けをします。そして低音で「シファカ!」という叫び声を出し、尾を強く振ります。この声がシファカの名前の由来です。

この時点で争いがおさまることもありますが、おさまらない場合はジャンプの応酬となり、相手のぎりぎりを狙ってジャンプし合います。攻撃する意思はなく、誤ってぶつかった時には、しばらく時間がたった後にお互い毛づくろいをはじめたという報告もあります。

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