ミーアキャット(スリカータ)の生態|野生動物、絶滅動物の生態、動物の写真を紹介した動物図鑑サイト

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VIVERRIDAE / ジャコウネコ科
ミーアキャット

サバンナのギャング「ミーアキャット」

ミーアキャットは外見と違い、気性が荒くサバンナのギャングと呼ばれています。サソリの強い毒にも免疫をもっていて、ヘビやクモなど、危険な獲物を食べることもあることからギャングと呼ばれているのかもしれません。

毛色は薄い茶色で、背中に特徴的な8本のしまがあります。しまはお腹にはありません。目の周りと尻尾の先端は黒くなっています。

ミーアキャットの暮らし

ミーアキャットは社会性の高い30匹ほどのコロニーという群れを形成します。

地中に掘られたトンネルの巣穴に住んでおり、巣穴は複数の入り口があります。元はジリスが住んでいた穴で、それを広げて自分たちの巣にしています。穴掘りは得意で、爪は長く彫りやすいように曲がっています。

ミーアキャットは日の出と共に、巣穴から出ると太陽にお腹を向け、尻尾を支えにして座り、冷えた体をあたためます。体があたたまると食べ物を探しに行きます。主に虫を食べますが、トカゲ、クモ、ヘビ、サソリ、小動物、卵、植物、小鳥などさまざまなものを食べます。食べ物を探している間は必ず見張りがいて、丘や木の上に上ったりして見張ります。危険を感知すると鋭い声をあげ、仲間に知らせます。天敵はタカやフクロウ、大きなトカゲなどです。

逃げるときは群れはバラバラになるように逃げます。その時逃げすぎて、群れからはぐれてしまうこともあります。

ミーアキャットの出産と子育て

ミーアキャットの群れには上位のオスとメスがいて、群れの子供の80%はこのメスが産んだ子供になります。妊娠期間は11週間で草の敷かれた巣穴のなかで2~5頭の子供を産みます。基本的に群れの他のメンバーは繁殖しません。その代わりヘルパーとして子守りや授乳を行います。そして子供たちの養育をします。

子供たちは、最初は自分で獲物を探すこともできないので、「お腹が空いた」とか「ちょうだい」と鳴き、ヘルパーたちにおねだりします。

カラハリ砂漠の調査チームの報告では、子供たちが獲物の捕らえ方や餌の扱い方を学べるようにヘルパーが獲物を殺すか動けないようにして、子供たちに与えているを発見しました。獲物が毒のあるサソリの場合などには、毒針を取り除いてから与えて教えます。ヘルパーは年齢や能力を判断し、それにあう獲物を与えて教育します。そして成長に合わせて、生きた獲物をそのまま与えるようにしていきます。

このようにして子供たちは自分で獲物をとり一人前に成長していきます。成長すれば今度は自分がヘルパーとして子供たちに教える立場になり、群れではこういった教育制度が繰り返され狩りや採食の方法が受け継がれていきます。

ミーアキャット

ミーアキャット

別名
スリカータ
英名
Meerkat
学名
Suricata suricatta
体長
25-35cm
体重
0.6-1kg
尾長
15-25cm
主食
昆虫、ヘビ、サソリ、小動物、植物
分布
アフリカ南部
ミーアキャットの分布図



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